Flash_Out_Poland
こおろぎ嬢は、食卓二つを隔てた対手の薄暗い顔に向って、もう一つだけ声を使わない会話を送った。「御勉強なさい未亡人(この黒っぽい痩せた対手に向って、こおろぎ嬢はこの他の呼び方を知らなかった)この秋ごろには、あなたはもう一人の産婆さんになっていらっしゃいますように。そして暁けがたのこおろぎを踏んで、あなたの開業は毎朝繁盛しますように。こおろぎのことなんか発音したら、あなたはたぶん嗤われるでしょう。でも、私は、小さな声であなたに告白したいんです。私は、ねんじゅう、こおろぎなんかのことが気にかかりました。それ故、私は、年中何の役にも立たないことばかし考えてしまいました。でも、こんな考えにだって、やはり、パンは要るんです。それ故、私は、年中電報で阿母を驚かさなければなりません。手紙や端書は面映ゆくて面倒臭いんです。阿母は田舎に住んでいます。未亡人、あなたにもお母さんがおありになりますか。ああ、百年も生きて下さいますように。でも、未亡人、母親って、いつの世にも、あまり好い役割りではないようですわね。娘が頭の病気をすれば、阿母は何倍も心の病気に憑かれてしまうんです。おお、ふぃおな・まくろぉど! あなたは、女詩人として生きていらした間に、科学者に向って、一つの注文を出したいと思ったことはありませんか——霞を吸って人のいのちをつなぐ方法。私は年中それを願っています。でも、あまり度々パン! パン! パン! て騒ぎたかないんです」
地下室食堂はもう夕方であった。
—— 『こおろぎ嬢』 尾崎翠
この番組は台本もなく、平山夢明さんがうわ言のようにしゃべり続ける与太というか現代詩のような言葉を京極夏彦先生が根気良く聞き続けるという、何かの治療のような番組です。
平山さんが暴走機関車のようにしゃべり続けて疲れて詰まったところで「はい、気が済みましたか?」と優しくささやく京極先生はもはや養護学校の先生状態です。
平山夢明の「バッカみたい、聴いてランナイ!」 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 (via otsune)三浦和義氏、プラスワンイベントで…
もう10年近く、あるいは以上も前になるかもしれない。
新宿ロフトプラスワンで、細かい経緯は忘れたが、壇上の人間と壇下の客とで争いになったことがあった。最終的に怪我人が出たくらいの騒動になった記憶がある。
わーわーなってるところで、殴り(モノを投げ?)かかった人物を、その日の出演者だった三浦和義氏がハッシと押しとどめ一言。
「ダメだそんなことしては! 暴力は自分で振るうもんじゃない、ひとにやらせるモノです!!」
…自白?! と店内スタッフは密かに大騒ぎしたらしいw
この経緯は昨年12月に出た洋泉社のMURDER WATCHERS「この殺人はすごい!」内でも出ております
男たちの挽歌2 映評 - 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ
「カモンベイビー!!」
訳「がんばれ!」
男たちの挽歌2 映評 - 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ
「ノーノーノーノー ソォォリィィィー」
訳「ダメダメ、お気の毒」







